【お酒だけでは太らない。おつまみを食べるから太る。】って言われているのは聞いたことある方も多いでしょう。でも実際、お酒のみ飲んで、おつまみは取らないというのも難しいですよね。
このページでは、太らないおつまみの紹介と太らない食べ順や食べ方、締めを食べたい時に選ぶ太らない食材、太るおつまみなどを紹介していきます。
おつまみを食べなければ、太らない?
おつまみを食べないと翌朝に体重が減る理由
冒頭にもありました【お酒だけでは太らない説】ですが、実は大きな落とし穴があるのです。確かに、ご自身の体験で、おつまみをあまり食べずに、お酒しか飲まなかった翌日に体重が減っていた人もいると思います。これはどうしてかと言うと、アルコールを処理するのに肝臓が頑張って働くからです。「肝臓が働いて、カロリーが減って、痩せるなら良い事だ!」と思った方は注意が必要です。
長い目で見ると太りやすい体に
肝臓はアルコールを分解する時に、タンパク質やビタミンBなどを使用します。おつまみを摂らないという事は、その時に肝臓は栄養が不足した状態で頑張る事になります。もちろん肝臓は疲労します。その結果、徐々に代謝の悪い体となっていくのです。長い目で見ると、代謝の悪い肝臓を持つ体は、太りやすい体になると言えるでしょう。
お酒と一緒に【太りにくいおつまみ】を食べよう!
上記で説明した様に、長い目で見ると、肝臓をいたわりながら、お酒を飲むのが良いでしょう。だからと言って、なんでも好きなものを好きなだけ取ってしまうと、結果太ってしまいます。
これから紹介する太りにくいおつまみ&摂り方のコツを参考にして下さい。
太らないおつまみの摂り方
1.食べる順序が大切
太りにくいおつまみのご紹介の前に、太りにくくする食べ方のコツをご紹介します。
1.まずは食物繊維を取る
最初に食物繊維を取っておくと、糖質の吸収がゆっくりとなります。ビールや日本酒などは、糖質が多く含まれているので、そのまま飲むと血糖値が急上昇してしまいます。その結果、後から食べたおつまみが、体に溜めこまれやすくなります。それを防ぎましょう。また上記で説明した通り、ビタミンB群も肝臓を元気にするには必要です。食物繊維を多く含む野菜にはビタミンB群を含んでいるものも多くあります。
食物繊維が多いおつまみ
- 野菜サラダ(ポテトサラダはNG)
- キノコのホイル焼き
- 枝豆
- ほうれん草のお浸し
- 酢の物
2.次にカロリーが少ないおつまみを
やはり、カロリーが少ないおつまみだと太りにくくなります。まだお腹も空いている状態ですので、ある程度食べても安心な、低カロリーのおつまみを頂きましょう。
カロリーが少ないおつまみ
- 刺身
- 煮物
- 冷ややっこ
- おでん
- 焼き鳥(塩)
- あさりの酒蒸し
3.脂肪が含まれているおつまみを
「脂肪が含まれているおつまみ!太りそう!」と思う方も多いかと思います。ですが、実は主に糖質や炭水化物が太る原因です。脂肪は腹持ちも良く、食べている実感がわくので、食べ過ぎも防げます。適度に摂りましょう。
脂肪が含まれているおつまみ
- チーズ
- グラタン(イモやパスタが入っていない)
- ナッツ
- 鶏のから揚げ(衣薄め)
2.太らない効果のあるおつまみ
おつまみの選び方によっては、二日酔い防止機能や代謝を活発にしてくれるものもあります。
枝豆|代謝UP、二日酔い防止
最初の項でお話していた通り、肝臓はアルコールを分解する臓器です。その肝臓にはタンパク質やビタミンが大切です。枝豆には、「タンパク質、ビタミンB1、B2、C、食物繊維、脂肪、リン、カルシウム」など、沢山の栄養素が含まれています。その栄養素は、アルコールの分解を助け、肝臓の働きを促します。またビタミンCには、二日酔い防止の効果もあります。
キムチ|二日酔い防止、脂肪燃焼
キムチの成分、ナイアシンは二日酔いの原因アセトアルデヒドを分解します。
また、脂肪の代謝を良くする機能もナイアシンにはあります。
加えてカプサイシンに脂肪燃焼効果があるのも有名です。
ダイエットの強い味方です。
刺身|代謝を活発にしてアルコール&脂肪を排出
刺身には代謝を活発にするタンパク質が、豊富に含まれています。
また消化や体内の代謝を助ける酵素も一緒に摂れます。
酵素は熱を加えると壊れてしまう栄養素です。
生の刺身を食べて、積極的に摂取しましょう。
ニンニク、ネギ、ショウガ|食べ過ぎてしまった時の消化力UP
薬味に使われる食材には、抗菌作用と消化を助ける作用が含まれています。
これからの季節、鍋のお供などにも出てきますので、一緒に頂きましょう。
肉類と一緒に食べると消化を助けてくれ、翌日の胃もたれを防いでくれます。
3.太らないおつまみの食べ方
唐揚げにはレモン|体脂肪増加の阻止
揚げ物に使われる油は、時間をおくと酸化してしまいます。その参加した油が身体の中に入ると、体脂肪を増やしたり、コレステロール値を上げりします。
レモンのクエン酸は、その油を中和する作用があるので、唐揚げを食べる際はレモンをかけて食べましょう。
焼き鳥は塩!|タレには太る糖が沢山
焼き鳥を食べる際は、太らないという観点からは塩がおススメです。
タレには太る原因となる糖質がたっぷり入っています。
同じ焼き鳥でも、食べ方で太るおつまみ、太らないおつまみになるので、注意が必要です。
鍋の締めは雑炊で!|うどんは太りやすい
これからの季節、楽しみになってくるのは鍋です。その締めに頂くのは、雑炊にしましょう。同じ炭水化物でも、小麦で出来ているうどんとご飯の雑炊では、ご飯の方が太りにくいです。
小麦で出来ているものは、体を冷やす効果があります。冷やされた体は代謝が落ちますので、太りやすい体になります。また雑炊は汁を吸って体積が大きくなり、少量でも満足感が得られやすくなります。
4.要注意!太るおつまみ
逆に太るおつまみについても、ポイントをまとめてみます。
甘い(甘辛い)味付けのもの|糖分が多い
甘辛い味付けのものは、糖分が多い傾向にあります。外食の場合、砂糖などが多く使われていたりもしますので、気づかない間に糖質の摂りすぎをしているかもしれません。具体的には、牛筋の煮込みやこんにゃく田楽、焼き鳥のタレ等です。コチュジャン系の甘辛い料理なども糖分が多く含まれている場合があるので要注意です。
フライドポテト|炭水化物の摂りすぎに
炭水化物は、主食のパンや麺だけではありません。芋類も炭水化物です。
上記でもご説明した通り、太る原因は脂肪よりも炭水化物にあります。
フライドポテトは、芋類をさらに油で揚げているので、炭水化物プラス高カロリーの食べ物です。ダイエットタブーにしましょう。
餃子、春まき、お好み焼き|体を冷やす+炭水化物
先ほどご説明した通り、小麦で出来ている食べ物は、体を冷やして代謝を落とします。
また炭水化物ですので、太り原因にもなります。
こちらは、ウッカリすると炭水化物と認識せずに食べてしまいがちなので、気を付けて下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ストレス発散も出来る飲みの席では、必要以上の我慢はしない方が良いでしょう。それが後のやけ食いに繋がっては、本末転倒です。ダイエット中でも、内容に気を付けていれば、おつまみは食べられます。楽しく飲んで、楽しく食べる!ストレス発散して、ダイエットも楽しく!の参考になれば幸いです。
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たいへん勉強になりました。建築関係の仕事をしていたので引退して年金暮らしになった今でもお酒と縁が切れず困っています。長年の酒飲み人生から一言。お役に立てば嬉しいのですが、お酒を飲む前に牛乳を少々、これは牛乳が胃の粘膜に幕を作ってくれるので胃への負担が軽減されます。
酒のおつまみですが、食物繊維の多いおつまみとしては、昔からよく食べられているのが豆腐の搾りかすのおからです。それでは失礼します。
コメントありがとうございます!
牛乳は確かに良いと言いますよね。今度詳しく調べてみたいと思います。情報、ありがとうございます。
記事にもありますが、食物繊維の多いおつまみはおススメです。オカラも良いですね。お酒ライフをどうぞ楽しんで下さいね。