最近不眠や精力減退、怠さなどを感じていませんか?もしかしたら男性更年期障害かも!更年期障害と言えば女性のイメージが非常に強いですが、男性も更年期障害を発症します。最近では男性更年期障害の治療を行っている病院も増えてきました。このページでは男性更年期の症状と原因、対策について紹介します。
症状
男性更年期障害はLOH症候群(加齢男性機能低下症候群)とも呼ばれています。
- 精力減退
- 男性機能不全
- 睡眠障害
- 疲労感
- 発汗
- イライラ
- 肩こり
- 冷え
- うつ症状
- 肥満
- 骨粗鬆症など
原因
女性の更年期障害の原因は閉経による女性ホルモン(エストロゲン)の減少ですが、男性の更年期の場合は加齢やストレスによる男性ホルモン(テストステロン)の減少が原因です。
テストステロンは精巣から分泌されます。分泌は20代がピークでそれ以降は、どんどん減少していきます。
また、ストレスを感じるとストレスホルモンが分泌されます。するとテストステロンの分泌が減少してしまいます。
テストステロンの作用
- 筋肉、骨を強くする
- やる気が出る
- 生殖能力を高める
- 肥満防止
など男らしい体と心を作ります。
対策法
食事
たんぱく質
テストステロンの分泌を促す、筋肉を作る効果があります。
- 肉類
- 魚介類
- 乳製品
- 大豆製品
- ゼラチン
- するめ
- 卵
亜鉛
テストステロンの生成を助けます。また抜け毛にも効果があります。
- 牡蠣
- ウナギ
- レバー
- そば
- ナッツ類
- 干しエビ
ビタミンD
亜鉛と同じく生成を助けます。
- サケ
- サバ
- イワシ
- たまご
- 鯛
- ブリ
- マグロ
- 干ししいたけ
含流アミノ酸
含流アミノ酸は精巣の細胞に栄養を与え、テストステロンの合成を活発にする効果があります。タンパク質とセットで摂取しないと意味が無いので一緒に摂りましょう。
- たまねぎ
- ニンニク
- ネギ など
筋肉を鍛える
筋肉を鍛える事でテストステロンの分泌が高まります。また身体を動かすとストレス発散にもなります。
特に身体の筋肉の約70%が下半身にあるので下半身を鍛えるのが効果的です。スクワットはマシーンを使わなくても出来るので、空いた時間などに行いましょう。
睡眠
質の良い睡眠をとってストレスや疲れを溜めない様にするのも、テストステロンの分泌に必要です。7時間以上の睡眠が好ましいです。
またベッドに入ったら、テレビや携帯は使わない様にしましょう。アロマなどを使うのも効果的です。
刺激のある生活をおくる
- 勝負ごとをする
- 日光を浴びる
- 恋愛をする
- ドキドキする体験をする
- 新しい事を始める
などの刺激のある生活を送るとテストステロンの分泌が促進されます。
してはいけない事
- 飲酒
- 煙草
- 肥満
- ストレス
- 不眠
- 過度な糖質の摂取
などはテストステロンの分泌を妨害するので注意しましょう
まとめ
男性更年期障害は心身共に様々な影響をもたらします。最近、どんどん若年化しているそうです。ですので、早めの対策が肝心です。このページで紹介した方法で、テストステロンの分泌を促し予防していきましょう。
▽この記事を読んだ方はこちらの記事も読まれています。▽
・ずっと若々しく健康的な体で過ごす為の基礎知識|日常生活6ポイント
ご質問・ご感想などお聞かせください