体毛は気になるけれど、剃ってしまうとすぐ生えてチクチクするし、剃り跡もブツブツが目立ちます。剃りたくはないけれど、体毛を目立たせたくない方は、脱色クリームを試してみてはいかがでしょうか？
脱色クリームとは、髪の脱色と同じ様に、毛に専用のクリームを塗り、黒い色素を分解して、毛を脱色する方法です。黒い毛が金髪に近くなるので、目立ちにくくなります。このページでは、脱色クリームの説明と脱色クリームの使用方法や注意点を紹介していきます。
脱色クリームとは
毛の色を黒→茶色→金色に変える
脱色クリームとは、毛の色を特殊な成分で分解して、黒い毛を茶色や金色に変えるクリームです。黒い毛だと目立ちやすい体毛も茶色や金色にする事によって、目立ちにくくなります。ただし毛は伸びてきますので、伸びてきた根本は黒い色のままです。あくまでも一時的な処理方法ですので、数週間に一回の使用が必要になります。
脱色クリームには髪用とボディ用がある
脱色
クリームには、髪用とボディ用があります。間違っても髪用をボディに使用しないでください。成分が違いますので、お肌が荒れてしまうでしょう。また、女性用と男性用もあります。女性用よりも男性用の方が、強めの成分が入っています。毛がしっかりと生えている男性であれば、ボディ用で男性専用のクリームをご準備下さい。
脱色クリームの注意点
肌が弱い方は、かゆみや赤みが出ます。製品を試す際は、パッチテストをしてから使用しましょう。- 日焼けをした肌に脱色クリームを使用した場合、お肌のメラニンに作用して、使用した部分が白くなる恐れがあります。
- 日焼けをしていなかった場合でも、脱色クリームを使用した後に肌が白くなる場合があります。通常であれば数日で皮膚は回復します。
- 脱色クリームを使用しても毛は長いままです。気になる方は、バリカン等で毛を短くカットしましょう。
脱色クリームの使用方法
１．脱色クリームを準備する
脱色クリームを購入しましょう。薬局で売っている場合が多く、ネットでも購入できます。クリーム剤は1液と2液に分かれているタイプが多く、まずはこの液を混合します。混合する方法については、箱の中にある説明書の指示に従いましょう。
２．パッチテストをする
二の腕上部に脱色クリームを乗せます。説明書の指示に乗っている時間（15分放置するタイプであれば15分）使用します。使用している最中に、過度なヒリヒリ感が無いかを確認しましょう。放置時間が過ぎたら、クリームを取ってお肌の様子を見ます。赤みや痒みなどが表れた場合は使用を中止した方が良いかもしれません。
３．脱色したい部位に使用する
脱色クリームを購入したい際についてくる付属のヘラで、脱色したい部分にクリームを塗ります。クリームは薄めだと効果が落ちるので、厚めに塗りましょう。放置時間終了したら、一部のクリームを剥がして、毛の色の抜け具合を確認します。抜けが足りなかったら、さらに5分放置します。
４．クリームを落とす
余分なクリームをヘラで落とした後、シャワーで流します。ですが、暖かい水は毛穴を開き、クリームの刺激を肌に与える事となります。出来れば冷たい水で、難しければぬるめの水でクリームを洗い流してください。またその時に、刺激となるので石鹸は使用してはいけません。
５．保湿する
肌は脱色クリームで敏感になっています。必ず保湿クリームなどで肌をケアしましょう。保湿ケアをする事によって、肌のかゆみや赤み、ヒリヒリ感などが早く緩和されます。
ポイント
通常脱色クリームは、混ぜ合わせてから30分ほど効果を発揮します。混ぜたら速やかに使用しましょう。- 商品よっては次回使える商品もあるので、少しの範囲を脱色する場合は、再使用可能な商品を購入しましょう。
- 金色ではなく、茶色に脱色したい場合は、短い時間で脱色をしましょう。色具合は、時々取り除きながら確認しましょう。
- 金色は太陽の光に反射して、キラキラと目立つ場合があります。初めての方は、まずは茶色の色に脱色した方が良いかもしれません。
- 放置時間の途中で皮膚が痒くなった場合、その部分のみ一部取って優しく掻いて下さい。その後再度クリームを塗布して施術します。
脱色クリームはお肌に良い物ではありません。あまりにも痒みや赤みが出る場合は、使用を中止しましょう。また施術後は必ずお肌に保湿剤を使用しましょう。
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