髭はあり？なし？意外と知らない結婚式のマナーと髭のルール

パーティー最近は日常的に、ヒゲを生やしている男性をよく見かけるようになりました。しかしマナーが問われる結婚式では違反になるのでしょうか？

髭を生やしているからと言って、必ずしもマナー違反になる訳ではありません。しかし、式場や来賓の客層、また新郎新婦と自分との関係、髭のスタイルによってはマナー違反となる場合もあります。

「人を見かけで判断してはいけない」とよく言われますが、披露宴に来た友人を見て、新郎新婦の人柄を知ろうとしているご親族は少なくありません。新郎新婦をお祝いする為にも、誰が見ても納得してもらえるような装いを心がけましょう。

１．結婚式では髭を生やしてもいいの？

格式の高い会場、目上の方が多い式では剃った方が良い

シェービング身内の結婚式や会社関係の人の結婚式の場合には、ヒゲは失礼に当たることもあります。また教会や神社、格式の高いホテルなどで行われる場合は、出来れば髭は剃っていきましょう。

年配の参列者の中には、いくら整え綺麗に見える髭であっても、髭を剃らないという事に対して不快と感じる人も多いようです。また、結婚式後もお付き合いのある目上の人が、一緒に参加するような結婚式では、髭を剃って行ったほうが良いでしょう。

カジュアルな結婚式や二次会ではOKな場合もある

パーティー参列者が友人や比較的若い人が多い式、二次会のみ参加の場合は、髭を生やしていても清潔感があれば大丈夫です。ただ会場によっては失礼にあたる場合があるので、事前に会場をチェックしておきましょう。

また招待状に「平服でお越し下さい」と書いている場合があります。平服＝普段着ではありません。平服＝礼服ではなくて大丈夫ということです。髭も同様に普段よりも綺麗に整えて参加しましょう。

ベストは新郎新婦に聞く事

電話する男性一番良いのは髭を生やして出席しても良いかを招待してくれた本人に確認することです。ただし、ご本人は『剃って』とは言い辛いでしょうから、『剃ろうか迷っているけど、どっちがいい？』の様に剃ってと言いやすい聞き方をしましょう。結婚式の「主役は新郎新婦」ということを思い、主役の二人を引き立てることが、最も大切な事です。

２．髭を生やす場合のルール

無精ヒゲは絶対NG！！

鼻ヒゲ2 どうしてもヒゲを剃らずに結婚式に出席したい！という人は汚く見えないように、綺麗に整えるのが最低限のマナーです。

例えば、これからオシャレな髭を作る為に伸ばしている最中で、剃るのが嫌だからそのまま無精髭で出席するというのもやはりマナー違反です。二次会やカジュアルな結婚式でも同様の事が言えます。ボサボサに生えた無精髭を、汚いだらしなそうと思う人は居ても、快く思う人は居ません。

髭を剃りたくないというのは、個人的な都合です。髭は一つの個性とも言えますし、一度剃ってしまうとまたそれなりの長さまで伸ばすのは、時間がかかるので剃りたくないという気持ちも解ります。特に髭がその人のトレードマークになっているような人には、剃る事にとても抵抗を感じるでしょう。でも結婚式は新郎新婦にとって、一生に一度の晴れの舞台です。個人の想いも大切ですが、心からお祝いしてあげたい、招いてくれた人に失礼がないようにという気持ちが大切なのではないでしょうか？

髭を生やすなら、カット＆頬・首周りは剃る

電動シェーバー他人が不快（無精ひげ）だと感じやすいのは、ホホと首回りの毛である事が多いです。ここは剃っていく方が良いでしょう。
また手入れされている髭は、不快に感じる可能性が低くなります。長さもカットし、きちんと手入れしてから式には参加しましょう。

髭の手入れについては【無精ひげからカッコいい髭になる為の簡単お手入れ6つのステップ】をご覧ください。

３．髭を生やして参加するなら、更に清潔感を意識する

髭　悩み結婚式というマナーが大切な場では、髭を生やしているだけで、生えてない人に比べて、清潔感が持たれにくいというマイナス面があります。見た目だけでの相手のマイナスイメージは決して悪いことだけではありません。なぜならちょっとした行動や言動が好印象に転じる場合があるからです。つまりはプラスのギャップです。しかし相手にそういう面を見せる前に、門前払いされてしまうケースもあります。相手と深く関わる為にも、髭を生やしていない人以上に、清潔感を出していく必要があります。