ミス買いに注意｜除毛or抑毛？髭に使える脱毛クリームは2種類ある

カミソリで毎日髭を剃っていると面倒だし、毛が太くなってきた気がしている方もいるのではないでしょうか？それなら、脱毛クリームを髭に使ってみようと考えてはみたものの、解らない事が多すぎて不安ではないですか？

このページでは、脱毛クリームの種類、髭に使用する時の注意や使用方法など、髭に脱毛クリームを使用する時のポイントを説明していきます。髭に脱毛クリームを使用しようとしている方は、どうぞ参考になさって下さい。

脱毛クリームとは？

2種類ある脱毛クリーム

除毛クリーム２そもそも脱毛とは、毛根ごと毛が抜けてなくなる事を指します。しかし、日頃使われている商品名としての脱毛クリームは、どちらも毛を毛根ごと抜く作用がない商品だという事を理解しておきましょう。

脱毛クリーム＝除毛クリーム

一番多いのは、除毛クリームを脱毛クリームと呼んでいる場合です。タンパク質を溶かす作用があるアルカリ性のクリームを肌に塗ることで、生えている毛を溶かして除去する方法です。あくまでも表面に出ている毛のみを溶かしていますので、毛穴の中に入り込んで、毛根を溶かす訳ではありません。ですので、永久脱毛的な効果はありません。

※毛穴の中に入り込んで溶かせると広告している商品もありますが、電話をして確認した所、『毛根までは溶かせませんし、毛穴深くに入り込んでまで溶かせません。』との事でした。ｚ

脱毛クリーム＝抑毛クリーム

毛が細くなる抑毛クリームとは、クリームを塗った部分から徐々に毛を弱らせる成分（パイナップル、豆乳成分など）が浸透し、毛を細く目立たなくさせるクリームです。クリームではなく、ローションタイプの場合もあります。
除毛クリームの様な即効性はありません。最低2週間以上使い続けて、毛の質を変化させていく方法となります。ただし、個人差や製品差が大きく、使い続けても変化が表れない事もあるようです。

毛根ごと抜けるクリームは存在しない！

sunegea 毛根ごと抜けるクリームは、基本的に存在しません。クリームが毛穴の中に少々入り込むことはあったとしても、毛根までは届きません。
また届く商品を作れたとしても肌が荒れすぎてしまって、使用できないでしょう。

脱毛クリーム｜メリット・デメリット

貴方が使用したいのは、除毛クリーム？抑毛クリーム？

毛をすぐ処理したいのか、長い目で見て抑毛していきたいのかで、選ぶ脱毛クリームが変わります。以下にメリットとデメリットをまとめておきました。ご自身が望む商品を使用しましょう。

除毛クリーム

メリット

剃るよりも少しだけ深く毛を処理できるので、青髭防止効果があります。
次に生えてきた毛が、細く感じます。（剃毛すると断面の太い部分が生えてくることになるので、毛が濃くなった様に感じます。）
カミソリ負けの心配はありません。
剃るよりも生えてくるスピードが遅くなります。
塗るだけですので、髭剃りより簡単です。

デメリット

肌荒れを起こす場合があります。
上手く使用しないと、溶かしきれず毛が残る場合があります。
臭いがきつい商品が多いです。
使用中に、ヒリヒリと痛みを感じる場合があります。

※髭を除毛している仕組みは、タンパク質の分解です。ですが、肌にもタンパク質があり、それも一緒に分解してしまう事で、肌を傷めてしまいます。そのため、肌の弱い人が使用してしまうと、肌のトラブルを起こしてしまう可能性があります。

抑毛クリーム

メリット

美肌成分が配合されているものが多く、お肌が綺麗になります。
痛みがありません。
肌を痛める心配がありません。

デメリット

即効性はありません。
使用し続けないと、効果が表れません。
使用をやめると、効果が無くなる商品が多いです。
効果に個人差が大きく、全く変化が無い人もいます。

脱毛クリームを選ぶポイント＆使用方法

除毛クリームか、抑毛クリームか、使用したいのはどちらか決まりましたか？
ここからは、其々の商品を選ぶ時のポイントと使用方法の注意点を書いていきます。

除毛クリームを選ぶ時のポイント顔洗う

購入しようとしている脱毛クリームが、除毛用か抑毛用か理解して購入しましょう。
顔に使用して良い商品を購入しましょう。除毛クリームの場合は、顔に使用出来ない商品も多くあります。
クリームを放置する時間が短くて済むタイプは、薬剤が強めです。逆に放置時間が長いタイプはお肌に優しいタイプです。
商品に、保湿成分、美容成分が入っている商品を選びましょう。若干お肌が荒れにくくなります。
髭の毛が太いと薬剤が強めではないと処理できない場合もありますが、お肌が荒れてしまう可能性が高いです。肌が弱い人は、放置時間が長めのタイプを選びましょう。

補足