顔や背中・腰などの産毛が気になると思ったことはありませんか?手の届きにくい背中の産毛は、自己処理が難しい部位です。また産毛は濃い毛ではないので、気付かない間に伸びてしまいます。では、いっその事、産毛を脱毛してしまおうと考えている方も多いと思います。
産毛を脱毛する事は可能なのでしょうか?結論から言うと可能です。しかし、産毛脱毛には色々と注意が必要です。このページでは、産毛脱毛のメリット・デメリットや注意点、産毛脱毛の回数とオススメの脱毛方法をお話いたします。
産毛を脱毛するメリット
産毛を脱毛するとどんな良い事があるのでしょうか。ここでは、産毛脱毛を行うメリットをご説明します。
顔色が明るく見える
産毛が生えている時と産毛を処理した時とでは、顔色に差が出ます。産毛が生えていると、肌がくすんだ印象になり、トーンも暗く見えます。その為、疲れて見えたり、老けて見えたりする原因となります。産毛を処理すると顔色が明るく見え、若々しい印象になります。
肌がキレイに見える
産毛がないと肌に光が反射しやすくなります。お肌が光を反射すると、毛穴や肌の荒が見えにくくなります。その為、産毛がある時よりも、肌がキレイに見えやすくなります。これは、顔だけでなく、背中や二の腕など他の肌でも同様の事が言えます。
毛穴が小さくなる
毛は、毛穴の中から生えています。毛穴から生えている毛が太いと、その大きさより毛穴は小さくなれません。逆に毛穴から生えている毛がないと、毛穴は小さくなっていきます。(毛穴自体が無くなる訳ではありません。)
メイクのノリが良くなる
最近は男性でもメイク(ファンデーションなど肌を綺麗に見せるもの)を行っている方もいます。その場合、顔の産毛がないとメイクが皮膚にしっかりと密着して、より自然に、メイク崩れし難いメイクが出来ます。
産毛は脱毛できるのか?
冒頭でもお書きしましたが、産毛を脱毛する事は可能です。ただし産毛の濃さによって、脱毛の方法が限定される場合もあります。以下でご説明します。
肌より色が濃い毛|レーザーや光脱毛でも可
どの程度の毛を産毛と呼ぶかは、個人差があります。硬毛より若干細いぐらいの毛から、本当に桃に生えている様な白い繊毛を産毛と呼ぶ人もいます。レーザーや光脱毛は、毛の黒い色に反応させて、毛の細胞を処理します。ですので、自分の肌の色よりも黒い毛でないと脱毛出来ません。産毛が繊毛の様な産毛、または黒よりも茶色や灰色に見える産毛は、肌の色味にも左右されますが、レーザーや光脱毛で処理出来ない場合があります。肌よりも黒い色が強い産毛は、レーザーや光脱毛で処理が可能です。
肌より色が薄い毛|ニードル(針・電気)脱毛のみ可
ニードル脱毛は、毛穴に一本ずつ針を挿入して、毛の細胞を処理します。ですので、毛の色味は関係ありません。白髪でも金髪でも脱毛出来ます。繊毛の様に色味がない産毛や茶色・グレーの色味の産毛、肌の色よりも毛の方が明るい色味の場合は、ニードル脱毛で処理した方が確実でしょう。
産毛の脱毛回数は?
産毛脱毛は普通毛よりも回数がかかる
以下は、レーザーや光脱毛を使用して、産毛を処理する場合のお話です。ニードル脱毛は、以下には当てはまりません。
理由1:熱量調整の難しさ
黒い太い毛は、低めの熱量でも簡単に処理出来ます。ですが、細い毛や色素の薄い毛、産毛の場合は、ある程度高めの熱量でないと抜けません。しかし、初回施術時は肌の耐久度が解らない状態ですので、安全を考えた熱量で行うお店が多いでしょう。その場合、普通の毛と違って処理出来ない産毛が残る可能性も考えられます。産毛が抜けて、なおかつ肌に炎症を起こさせない熱量を調整するのは、凄く難しい事です。その為、調整に時間がかかり、普通の毛よりも産毛の方が、回数が掛かってしまうでしょう。
理由2:毛周期の違い
毛は細ければ細いほど、生えるスピードが遅い傾向にあります。毛が生えては抜ける事を繰り返すサイクルを毛周期と言いますが、脱毛は毛周期に合わせて行っていきます。産毛は、それぞれ太さが違います。ですので、それぞれ伸びるスピードが変わってしまうのが特徴です。太めの産毛の毛周期に合わせて脱毛を行うと、細めの産毛が生えそろう前に脱毛を行う事になります。また逆に細めの産毛に合わせて脱毛を行うと、太めの産毛が退行期(表面上は毛が生えている様に見えるが、実はもう毛根がお休みしている毛。脱毛しても効果がない毛です。)や休止期に入ってしまう場合もあります。その為、太さが生えそろっている毛よりも回数が掛かってしまいます。
産毛におススメの脱毛方法
太めの産毛はレーザーや光脱毛
全ての毛をニードル脱毛で処理する事も可能ですが、ニードル脱毛は痛みが大きい上に、料金が掛かりやすい施術方法です。太めの産毛、色素の濃い黒い産毛は、レーザーや光脱毛でも十分効果を発揮する場合があります。自分の毛が処理できる太さかどうかは、カウンセリング時に施術者に確認してもらいましょう。レーザーや光脱毛で処理しきれなかった産毛は、ニードル脱毛で処理をすると言った2重式は、コストが掛かり難く、短い期間で終わるのでおススメです。
細めの産毛・硬毛化しやすい部位はニードル(針・電気)脱毛
レーザーや光脱毛で処理しきれない様な産毛(色味がほぼない。薄茶色やグレーの毛など)はニードル脱毛で行いましょう。また次章で紹介する硬毛化しやすい部位の産毛も、ニードル脱毛で行った方が安全な場合があります。ニードル脱毛は、細い毛ほど簡単に処理出来ます。またその為、痛みも太い毛をするよりは楽でしょう。かなり細い産毛に関しては、ニードル脱毛を検討するのも良いと思います。
産毛を行う際に注意したい事
硬毛化・多毛化
レーザーや光脱毛を行う場合は、硬毛化・多毛化に注意して下さい。硬毛化とは細い毛が太くなる現象で、多毛化とは毛が増えてしまう現象です。これは、産毛が生えている部位に起こります。特に図に書いてある部位は、注意が必要です。黄色が起こりやすい部位で、赤で囲まれている部位は最も起こりやすい部位です。硬毛化しても続けると減ると言われていますが、本当に回数がかかります。結果的にコストが高くついてしまうので、心配な方はニードル脱毛を行った方が良いかもしれません。赤色の部位、うなじ、背中上部、ヒップ横、横腹、二の腕、肩、首回り、耳の下あたり)
※硬毛化の詳しい説明は【脱毛で硬毛化|原因と5つの対策方法、なりやすい部位と確率を公開!】をご参考にして下さい。
リスクについての説明があるサロン・クリニックへ行く
硬毛化・多毛化、産毛の場合抜けが悪い事、効果が出そうな産毛か、などをきちんと説明してくれるお店に行きましょう。もしその話がない場合は、自分で聞いてみるのも良いでしょう。硬毛化した場合の対処も一緒に聞いて下さい。満足行く説明がない場合は、そこで脱毛を行うのはオススメ出来ません。脱毛サロンでも硬毛化の現象をしらない所もあり、きちんとした対応が出来ない様です。産毛脱毛は難しいので、信頼置けるお店へ行きましょう。
いかがでしたでしょうか?産毛脱毛が出来るとお肌がキレイに見えるので、第一印象が良くなります。しかし、通常の脱毛よりも難しい脱毛ですので、通う場所選びはシッカリと行いましょう。
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