シャンプーはほぼ毎日行うもので、頭皮に与える影響はとても大きいと言われています。でも、具体的にどのような方法が正しいシャンプーのやり方なのかご存知ですか?
間違った洗い方や洗い残しがあるようではしっかり洗いきれないだけでなく、頭皮や髪を痛め、薄毛の原因にもなります。髪の毛を清潔で健康な状態に保つために、正しい洗い方を心がけましょう。
ここでは、正しいシャンプーの仕方、、薄毛が気になる場合に気を付けるポイント、頭皮マッサージ、悩み別シャンプーの選び方をご紹介します。
正しいシャンプーの仕方
1.ブラッシング
髪の毛の長い人やからまりやすい人は、目の粗いクシやブラシで毛先から軽くブラッシングをし、洗い流しやすくします。
また、ブラッシングにはシャンプーの泡立ちを良くし、髪の毛の汚れを落としやすくする効果もあります。
2.シャンプー前に、ぬるま湯で洗う
シャワーで洗い流すことで、シャンプーの馴染みを良くすると共に、髪の毛についた汚れやほこりの8割を取り除くことができます。
髪の毛だけではなく、指の腹で地肌も洗います。洗髪のとき、熱すぎるお湯は頭皮の乾燥をまねいたり、逆に皮脂の過剰分泌につながるので注意しましょう。38度前後の少しぬるいかな、と感じる温度がベストです。
3.手の平で泡立ててからシャンプーをする
シャンプー剤を直接地肌に付けると、刺激が強すぎてかぶれや薄毛の原因になってしまうこともあります。
シャンプー剤は適量を一度手の平で軽く泡立ててからシャンプーをします。適量とは、500円玉くらいが目安ですが、髪の長さや量で調節をしてください。シャンプー剤が多すぎると、洗い残しの原因にもなるので気をつけましょう
4.髪全体を泡立て汚れを落とす
髪全体にシャンプーが行き渡るように泡立て、指の腹で頭皮を揉むように洗います。生え際から頭頂部に向かって、両手の指の腹で頭全体の地肌を洗いましょう。
5.しっかりと洗い流す
洗い残しがないように、念入りにすすぎましょう。シャンプーの成分が地肌に残っていると、かぶれたり、毛穴がつまり、抜け毛の原因にもなります。
目安は3分から5分程度、丁寧に行いましょう。流している間に、6のマッサージを行うと良いでしょう。
6.頭皮のマッサージをしながら丁寧に洗い流す
シャンプーを大体洗い流したら、シャワーを頭皮に当てたまま、サイド→生え際から頭部の中心→頭頂部の順に円を描くように優しくマッサージをしてみましょう。
マッサージを取り入れることで頭皮の血行が良くなり、毛穴に詰まった余分な皮脂などがキレイに洗い流されて、地肌が元気になります。また、頭皮の血行が活性化することで、抜け毛予防にも効果的です。
※ツメを立てたり、ブラシを使いゴシゴシ洗う等の行為は、地肌を傷つけるので避けましょう。
7.最後にコンディショナーをつける
シャンプー後、コンディショナーを適量手の平にとり、頭皮ではなく、髪の毛だけに付けます。
コンディショナーも頭皮に付けると刺激になるので付けないようにしてください。数分間放置することで、さらに馴染むので効果的です。
シャンプー同様、残らないように十分に洗い流してください。
薄毛にならない為の7ポイント
- シャワーのみで十分に予洗いしましょう。
- シャンプー剤を直に頭皮に付けないで下さい。シャンプーは手で泡立ててからつけましょう。
- 頭皮をシャンプーで洗う時間は、1分~2分で十分です。
- シャンプー時にマッサージを行うと、上記の時間以上かかってしまい、頭皮に負担です。
- シャンプー後の流す時間は、シャンプーをしていた時間の3倍が目安です。
- コンディショナーがどうしても頭皮につく場合で、薄毛が気になる場合は、コンディショナーの仕様を止めましょう。
- コンディショナーが髪に少し残ってた方が良いと言うのは間違いです。必ずきちんと落とし切りましょう。
頭皮マッサージ
シャンプー後の頭皮マッサージは効果的
シャンプーのときにマッサージを一緒に行うことで、頭皮の血行を促進し、元気でコシのある髪の毛を育てます。
また、頭皮を柔らかくすることで薄毛や抜けなどのトラブルを予防することもできます。
髪も血液から栄養をもらっています。頭皮の血行が悪いと髪に十分栄養素がいきわたらず、薄毛の原因になります。毎日のシャワータイムにマッサージを取り入れていみましょう。
頭皮のマッサージ方法
- 髪全体にお湯を行き届かせ、指の腹を使って頭皮全体を揉みほぐす。
- 親指以外の4本の指を使って、ジグザグと小刻みに動かす。
- 全部の指の腹を使い、ポンッポンッとつまむ。
- 軽く握ったこぶしで頭頂部を中心に、手首の反動を使って軽くたたく。
自分が気持ちいいと感じる程度で、一回5分ほど行うと良いでしょう。
シャンプー選びのポイント
シャンプーは値段も種類も様々で、いろいろあるから悩んでしまいますよね。どれを選んだらいいのか疑問に思うあなたに、シャンプー選びのポイントをお教えします。それは、成分表示をチェックする事です。シャンプーの宣伝をうのみにせず、ごまかしの効かない成分表示を確認して、商品を購入しましょう。
良い成分
アミノ酸系やベタイン系など、両性界面活性剤を使ったシャンプーがオススメです。
これらの成分は、
- 洗浄力が優しい
- 必要以上に髪の成分を洗い流さない
- 髪の汚れを落としながら、栄養となるタンパク質の成分を髪に付着させる効果がある
- 洗浄と一緒に、傷んだ髪を修復することができる
名前に、ベタイン、ココイル、ココアンホ、ラウロイル、とあるものはベタイン成分なので覚えておくと良いでしょう。
良くない成分
硫酸系洗浄剤は避けましょう。成分に「○○硫酸」と入っているシャンプーは、髪や頭皮にダメージを与えます。
他にも
- 洗浄力・脱脂力が以上に高い
- 頭皮への刺激が強い
- かゆみ・ふけ・薄毛につながる
など、様々なダメージの恐れがあります。
悩み別で探す
シャンプー選びを間違えると、悩みがひどくなることもあるので気を付けましょう。
髪がパサパサして、乾燥している
洗浄力が強いシャンプーを使うと髪の毛がパサパサし、乾燥します。しっとりタイプなどダメージや保湿に力を入れた商品を選ぶのがオススメです。
オススメ成分は、「リピジュア」です。特徴は、保湿効果が高く、アレルギー性がゼロです。
フケ・かゆみが出る
髪だけ洗って頭皮を洗っていない人は、頭皮に汚れが溜まって、フケやかゆみの原因になります。
オススメ成分は、「ピロクトンオラミン」です。抗菌・抗酸化作用や、頭皮を清潔に保ちフケやかゆみ、汗などの不快な臭いも防ぐ効果もあります。
ただし洗いすぎて、フケが出ている人もいます。シャンプーを替えて、正しいシャンプーの方法を行っても、フケが改善しない場合は、洗いすぎを疑ってみるのもお勧めします。
肌トラブルがおきやすい人はパッチテスト等をしてから使用することをオススメします。
正しい頭皮ケアは様々なトラブル解消に効果的です。正しい方法できちんとケアして、将来の薄毛やトラブルも防止しましょう。
▽この記事を読んだ方はこちらの記事も読まれています。▽
・薄毛に悪い食べ方&食べ物はコレだ!食生活改善で行う薄毛からの脱出・
・男のテカリを徹底解明|意外な3大原因と日常やりがちなNG行動!!・
ご質問・ご感想などお聞かせください