脱毛のプロ直伝！子供脱毛がダメな3つの理由と正しい処理法

子供の体毛が濃くて悩んでいませんか？最近では子供でも脱毛が出来ると広告している脱毛サロンがありますが、本当に大丈夫か心配ではありませんか？

このページでは、子供の脱毛は何歳ぐらいからが良いのか？子供が脱毛をする際の注意事項、また脱毛をするまでの毛の処理方法などをご紹介します。

脱毛サロンオーナーの目線で子供脱毛についてお話したいと思います。お子さんの将来の事を考えて、安全な毛の処理方法や脱毛時期をお母さんが考えて行ってほしいと思います。

１．赤ちゃんの時は毛深い子も多い！

子宮にいる間、赤ちゃんは結構毛深いのです。その後、外に出てくる前にある程度の毛は抜けてしまいますが、あまり抜けずに出てくる赤ちゃんもいます。こういった場合、お母さんが赤ちゃんに対して申し訳なく感じる方もいるらしいですが、あまり気にしなくて大丈夫です。赤ちゃんの時に毛深くても、その後大きくなるにつれて普通の体毛になる子が殆どです。

※多毛症と言う病気がありますが、気になる場合はお医者さんに相談しましょう。

２．子供脱毛と毛の処理について

女の子は月経が始まると毛が薄くなる場合も

思春期月経が始まる前の身体は、女性ホルモンが安定して働いておりません。月経が始まり女性ホルモンが活性化し始めると、体毛が自然に薄くなる場合があります。体毛の濃さは男性ホルモンが左右しますが、相対的に女性ホルモンが増える為、男性ホルモンが抑えられるからだと考えられます。

男の子は第二次成長期で毛の濃さが変わる

青髭２男の子の場合も男性ホルモンが毛の濃さを左右します。声変わりなどが起こる第二次成長期には腋毛や陰毛が生えだし、毛が濃くなったりします。第二次成長期を迎えて、安定するまでは毛の量が著しく変わる場合があります。第二次成長期は一般的に11歳～16歳前後だと言われています。

小学生、中学生の脱毛はおススメしません。

上記の様に女の子の場合は、体毛が薄くなる可能性もあります。さらに以下の理由で私は子供脱毛をおススメしません。

１．毛の周期が安定していない脱毛では効果が出にくい。
ストップ脱毛は毛の細胞の生え変わる周期に合わせて行います。周期が安定しないと余計に回数がかかったり、効果が出なかったりします。

２．子供の皮膚は大人より傷つきやすい。
Fotolia_20878989_XS 子供の皮膚は大人に比べて薄く傷つきやすいため、火傷や炎症のトラブルが起こる可能性も高いでしょう。仮に炎症後に日焼けなどをすると色素沈着になり、何年も治らない場合もあります。

３．脱毛中は日焼けしてはダメ。
紫外線脱毛をした後は日焼けをしてはいけないので、体育などで外に出る時間が多い子供には難しいかもしれません。また、脱毛に通っている間に日焼けをすると効果が落ちたり、出来なかったりします。脱毛のために子供の遊ぶ場所や時間を制限するのは良いことでしょうか？

結論：脱毛を行うなら大人の身体になってから

上記の理由から、大人の身体になってから脱毛は行うべきだと思います。女の子は最低でも月経開始か5年以上、男の子は17歳以上が良いと思います。高校生になって脱毛を行う場合は必ず初回はお母さんが付いて行って、きちんとしているお店か判断される事をお勧めします。（通常未成年は親の同意がなければ脱毛は行えません。）

子供の毛の処理方法

脱毛が出来ないからといって、ムダ毛を放っておくのもおススメ出来ません。ムダ毛のからかいがイジメや不登校に繋がらないとは言えないと思います。では、子供のうちはどんなムダ毛の処理法が良いでしょうか？

おススメは除毛クリーム

除毛クリームカミソリで剃る方法もありますが、剃った後はチクチクや青く残ってしまう子もいるため、新たな、からかいの種になる可能性もあります。また子供の皮膚は薄いため、肌が傷つきやすく剃毛はおススメではありません。何度も肌を繰り返し、肌を傷つける様な剃毛をすると濃い毛が生えてくる可能性があります。摩擦によりお肌が黒ずんでしまう場合もあるので気を付けましょう。

除毛クリームとは

除毛クリームは毛を溶かす方法でムダ毛を処理します。カミソリを使わないので、間違って切ってしまう危険性はありません。ただし、除毛クリームは強い成分のものもあり、お肌が荒れてしまう事もあります。必ず使用テストをして、お肌が荒れないかどうか確認して下さい。

肌の弱い子や顔には電気シェーバー

除毛クリームで荒れる場合は電気シェーバーで剃毛を行いましょう。電気シェーバーは女性用のフェイスシェーバーがおススメです。普通のカミソリよりも肌の負担が少なく摩擦が起こりにくいです。剃る時は毛流れに添って剃って下さい。ただし、電気シェーバーで剃毛した場合は、比較的すぐ生えてきてしまいます。体育の前の日などは、気を付けてチェックしてあげましょう。