最近では日本人の食生活の欧米化や不規則な食生活が問題となり、肥満に悩んでダイエットを考えている人も多いのではないでしょうか?でも、いざダイエットを始めても、辛い食制限や運動はなかなか続かず、痩せるどころか反動で食べてしまう人も多いのではないでしょうか?
正しい食べ方を理解し、太らない体を手に入れましょう。
無理なく続けられて、ヤセやすい体質になれるダイエットのコツをご紹介したいと思います。
どうして太るの?
【食べたカロリー】-【消費カロリー】=残ったカロリーが太る元
太ってしまうのは、食べたもののカロリーと、消費したもののカロリーの間に差があり、使いきれないカロリーが余分にあると、それらが体脂肪として蓄えられていく仕組みだからです。
ですので、太らないためには「使いきれる分だけ体に食べ物を入れる」ことが基本です。
その方法は二通りあります。
- 食べるもののカロリーを調整する
- 消費するカロリーを増やす
当然だ!と感じる方もいると思いますが、「太らない体質」を作るためにはこれが大切なのです。
食べても太らない食事のコツ
1.食べる順番を変える
いつもの食事の順番を変えるだけのダイエット法です。
食べる順番を意識することで、吸収率を抑え、その結果、余分なカロリー摂取や脂肪分の摂取を抑えられるというわけです。
食べ物を変えることなく食べる順番を変えることで、満足感が得られ食べ過ぎを防ぐことができます。
食物繊維→タンパク質→炭水化物の順番で食べる
1.食物繊維
まず、最初に取るのは野菜などの食物繊維です。
食物繊維には、脂質や糖質を吸着して、そのまま排出されるためのダイエットに有効な食品です。
主に、野菜、キノコ、海藻、こんにゃくなどに含まれています。
2.タンパク質
次にタンパク質が豊富に含まれている食材を食べます。
油分ゼロの食事よりも、少し脂を使った食材のほうが満腹感も得られ、腹持ちも良いのでタンパク質もしっかりと取りましょう。
主に、豆腐や納豆などの大豆食品、卵、肉、魚などに多く含まれています。
3.炭水化物
最後に炭水化物を食べます。
炭水化物とおかずを一緒に食べると、脂質を取り込んでしまうため、炭水化物だけで食べることがポイントです。
主に、ご飯、パン、麺、芋類に多く含まれています。
2.1日3回しっかり食べる
3食のうち1食でも抜くと、その間に空腹状態になり次に食べたときに過剰に栄養素を摂取してしまいます。
また、空腹時に食事をすると血糖値が急激に上昇し、脂肪が蓄積されやすいのです。
1日3回、バランスよく食べることを心掛けましょう。
3.寝る前に食事はしない
寝る前に食べたものは消化しきれないので、遅い時間の食事は太る原因になります。
夕飯は遅くても寝る3時間前までにとるようにしましょう。
夜寝る前に食べてしまうと、殆どのカロリーが消費できず、溜めこみやすくなります。
4.食べ過ぎた次の日はリセットする
つい食べ過ぎてしまう日もありますよね!
そんな日の翌日は体をリセットしましょう。
野菜中心の食事を心掛け、脂肪を蓄積しないようにすることが大切です。
5.おやつは太らないものを選ぶ
お腹が空いてしまったときのおやつ選びにもポイントがあります。
お菓子を食べるよりもナッツ類やドライフルーツがオススメです。
ナッツは、代謝を促して体脂肪が落ちやすくなり、その結果、お腹周りに脂肪がつくことを防止してくれます。
また、善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らす働きがあります。
ドライフルーツは、鉄分やカルシウムなどのミネラル分が豊富で、食物繊維がふんだんに含まれています。
そのため、便秘解消や貧血予防などのお悩み解消にもなります。
ドライフルーツは甘みが強く、満足感もあり腹持ちも良いです。
この5つのポイントを覚えて、無理な食事制限をせず不足している栄養素をバランス良く摂取し、太りにくい体質を手に入れましょう。
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