この時期辛い！花粉症の3つの治療法と８つの効果的な対策法

花粉症の方には辛い季節がやってきました。今や国民病と言っていいほど、花粉症患者の方が増えているそうです。日本人の花粉症の患者は、４人に１人だそう。そこで、このページでは、これからの季節少しでも過ごし易くなるように、花粉症の原因と対策について紹介致します。

 

症状

• くしゃみ
• 鼻づまり
• 目のかゆみ
• 喉の痛み
• だるさ
• 頭痛
• 集中力低下
• 鼻水
• 憂鬱になる

原因

花粉症は花粉によるアレルギー反応の事です。花粉が体内に侵入すると、異物だと判断し、体外に排除しようとするlgE抗体が作られます。このIgE抗体が、アレルギーの原因になる細胞、肥満細胞を刺激し、炎症物質のヒスタミンを作ります。このヒスタミンによって、鼻や目などの粘膜が炎症を起こし花粉症の症状が現れます。IgE抗体は毎年体内に蓄積されていき、一定量を越えると花粉症が発症します。

 

花粉症の原因となる花粉は一年中飛散しています。自分がどの花粉で花粉症を発症しているか把握しましょう。

関東の花粉飛散時期

• スギ１月～５月頃
• ヒノキ１月～６月頃
• イネ２月～１２月頃
• シラカバ４月～６月頃
• ブタクサ７月～１２月頃
• ヨモギ８月～９月頃

治療法

舌下免疫療法

舌下免疫治療法は、毎日舌の裏に花粉のエキスを滴下し、身体に花粉を慣れさせ、花粉症を完治させる治療法です。1日1回を2年から5年繰り返します。

 

メリット

• 自宅で治療できる。
• 痛みがない。
• 保険が適用される。

デメリット

• 治療が長期間かかる。
• 毎日おこなう必要がある。
• 人によって効かない人もいる。

レーザー治療

鼻の粘膜にレーザーを照射することによって、粘膜の性質が変化しアレルギー反応を鈍くする治療法です。治療は数十分で終了します。花粉の飛散時期の前までに治療する事をお勧めします。

メリット

• 効果が数年持続する。
• 短時間で治療が終わる。
• 痛みがほとんどない。

デメリット

• 根本的な治療ではないので症状が完全に無くなるわけではない。
• 鼻にしか効果がない。
• 人によって効果が無い場合がある。

注射

ヒスタグロビン注射

繰り返し注射することで花粉症の症状を誘発するヒスタミンへの抗体作り症状を出にくくさせる効果があります。週に２、３回３～６週間行います。

 

プラセンタ注射

プラセンタとは胎盤の事です。美肌に効果があると言われるプラセンタ注射ですが、花粉症にも効果があります。
プラセンタには免疫力を高める作用とIgE抗体を抑える抗アレルギー作用があるので花粉症の症状を和らげてくれます。

食べ物

食べ物に含まれる栄養素はアレルギー症状を抑えたり、花粉症に効果を発揮するものがあります。以下は、其々の栄養素を多く含んだ食材です。花粉症が辛い方は、多めに摂ってみましょう。

IPA.DHA

免疫の働きを正常にしてアレルギー症状を抑えてくれます。

• マグロ
• イワシ
• サンマ
• サバ
• うなぎ
• カツオ

 

乳酸菌

腸内環境を整え免疫力を上げ体質改善をする効果があります。またIgE抗体を抑制する効果があります。

• ヨーグルト
• 納豆
• キムチ
• チーズ
• 糠漬け

 

 

ポリフェノール

花粉症の原因のヒスタミンの生産を抑制する効果があります。

• 柿の葉茶
• 甜茶
• レンコン
• グァバ
• トマト
• ワイン

 アリシン

抗アレルギー作用血管を拡張させ免疫力を上げる作用があります。

• ニンニク
• 玉ねぎ
• ニラ
• ラッキョウ
• ねぎ
• エシャロット

マグネシウム

目や鼻などの粘膜の炎症を緩和させる効果があります。

• にがり
• 大豆
• いわし
• わかめ
• アーモンド

 

鼻づまり解消法

鼻うがい

コップ1杯のぬるま湯に2ｇのお塩をいれ生理食塩水を作ります。その生理食塩水を片側の鼻から吸い込み、口からはきだします。鼻に入った花粉や、詰まっている鼻水が洗い流されるので、鼻の通りが良くなり鼻づまりが解消されます。口から吐き出す際に、飲み込まない様に注意しましょう。

アロマオイル

アロマオイルをマスクやハンカチに垂らし吸入します。オイルによって香りが強い物、肌への刺激が強い物もあるので注意しましょう。
フランキンセンス
粘膜を鎮静する効果があります。また免疫力をあげる効果もあります。ウッディな香りです。
ラベンダー
炎症を抑える効果があるので鼻づまりを楽にしてくれます。リラックスする香りです。
ペパーミント
爽快感のある香りで鼻がスッキリします。また鎮静作用もあるので花粉症からくる憂鬱感にも効果があります。
カユプテ
ラベンダーと同じく炎症を抑える効果があります。スッキリとして甘さもある香りです。

温める

鼻を温める事によって血流が良くなり鼻づまりを緩和します。
ホットタオルやカイロなどで温めましょう。
 

 

まとめ

花粉症には頭痛や憂鬱などの症状も現れる方もいるんですね。花粉症は免疫の過剰反応によって起こるので、健康的な生活を心がけ免疫力を高めましょう。先ほど紹介しました食材や対策法を取り入れて、快適な日々を過ごして頂けたらと思います。

 

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